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投稿論文
濃度法フラクタル解析の応用
November 8, 2014
藤原早苗1), 田口明子1), 藤井和歌子1), 石部洋一2), 高橋由武3)
1): 水島協同病院 放射線・MR科; 2): 水島協同病院 外科; 3): 富士フイルムRIファーマ株式会社 カスタマーサポート部
【緒言】マンモグラフィの悪性診断は、診断医の経験的要素が大きい。また、マンモグラフィ画像に対して定量解析の報告が少なく、またCADなどの自動診断システムは普及しきれていない。今回、自動診断能への濃度フラクタル解析の可能性を検討した。【方法】対象は、乳がん患者20名とコントロール10名の計30名のマンモグラフィ画像を使用した。フラクタル解析にはピクセルカウンティング法を採用し、統計解析には分散分析で比較検討した。【結果】濃度フラクタル解析はコントロール画像と石灰化を呈した乳がん画像に有意差が認められた(p=0.0258)。またコントロール画像と悪性腫瘤タイプに有意差が認められた(p=0.0121)。【結語】石灰化を呈する乳がんや腫瘤タイプの乳がんへのマンモグラフィ画像に対し、へ濃度フラクタル解析は自動診断アルゴリズムとして有用であると示唆された。
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